喧嘩はしょっちゅう。
落ち着いてきたとはいえ、菊緒さんはまだ子猫なので遊びたいときの催促が激しいです。
例えばどうしても構ってあげられないシチュエーションで、遊べと鳴いているのを無視し続けていると
僕の前に回り込んでまん丸に見開いた目で見つめてきます。
もちろん、戦闘態勢のそれです。
あ、これはまずいぞ…と身構えつつ、実はそんな菊緒が可愛いのでニヤニヤしていると猫パンチと見せかけフェイントで、とびついて噛みつきます。
痛っかわいい!!と萌える下僕。
菊緒は再び攻撃体制に入る。目をそらす下僕。
「やめてーきくちゃんやめてーー」
と笑い交じりに懇願し、そして噛まれるの繰り返しです。
ほんの少し痛いですがここで応戦すると治らないというのは承知しているので、そっと部屋を出…出…足を噛むな菊緒よ…
└小さいころの抗議はこんなにかわいかったのになぁ(笑)
こんな時、菊ちゃんに遊び相手がいたらな…とか
もっと自由に駆け回って、壁を噛んでもひっかいてもいいように家を買うべきかな…などと考えます。
僕ももういい年ですし、結婚するつもりもないので
猫のために生きているような今ならそれもありなのではと。
猫中心の生活は、はじめは慣れず苦労しました。
今では日々猫の事ばかり考えています。
それが幸せです。
└だいたい邪悪な変顔